ダイエット カロリー コントロールと漢方
漢方薬の中には、ダイエットに効くものがあります。漢方では、肥満をいくつかのタイプに分けて処方などを決めていくそうです。まず自分がどんなタイプの肥満か見極める事が必要です。
いわゆる食べ過ぎの肥満タイプには、血色が良く太鼓腹、暴飲暴食気味、暑がりで便秘気味、体力的にも普通以上でエネルギッシュな方が多い傾向があります。漢方薬では防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)や大柴胡湯(だいさいことう)等の処方が良く使われます。おおまかに言うと体に溜まった悪いものを出す働きの生薬が含まれるので、緩下剤的な働きをもつ物が多いです。
あまり食べないのに水を飲んでも太る、等の方は多くはこのタイプのようです。基本的に新陳代謝が悪いタイプで、体質も普通から虚弱気味、運動も苦手、冷え性気味で疲れやすく、むくみやすい傾向があります。漢方では代謝を良くする意味合いの処方が多く使われ、防已黄耆湯(ぼういおおぎとう)や五苓散(ごれいさん)などが代表的です。
利尿薬的な働きの生薬が含まれている物が多いのが特徴です。これらの処方は、ダイエット用でも体を補う作用がある点が「脂肪太りタイプ」のものと大きく異なります。女性に多いタイプだそうです。
血行が悪くて太る、という意味もあるのですが、漢方ではホルモンバランスが崩れているタイプが含まれます。更年期を境に太った、出産の後に太ったなども多くはこの範疇に含まれます。
漢方では桃核承気湯(とうかくじょうきとう)や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などがよく使われます。これもどちらかと言えば女性に多いタイプだそうです。
上のタイプに含まれる場合もありますが、最近多いタイプにストレス太りがあります。過食症なども含まれますが、このようなタイプは加味逍遥散(かみしょうようさん)等の気の巡りを良くする処方を使う事もあります。
また実際には上のタイプが混ざっている混合型の方が多いものです。
肥満の漢方は他にも多種類ありますので、自分のタイプや合う処方がはっきりしない方は専門家に相談してみると良いでしょう。 しかしダイエットの基本は、食事と運動、カロリーコントロールですから薬だけでは効果は期待できないそうです。






